浦安に生まれ育ち、浦安市役所職員として、中町・新町の開発に関わりました。その後、浦安市議会議員1期、千葉県議会議員3期と14年間の議員活動を経て、市長に。通算33年にわたり、浦安の街づくりを「仕事」としてきました。
時代の変化の中で、この浦安も陸の孤島と言われた漁師町から、全国一の鉄鋼流通基地のまちとして、東京ディズニーリゾートのあるまちとして、そして首都圏屈指の良好な住環境を誇る住宅都市として発展しました。今、浦安が、全国に名の通る素晴らしいまちとなったのは、先人たち努力の賜物であり、市民の皆さんが主体となったまちづくりの成果であると思っています。
街づくりは、決して完成することはありません。
ひとつの成果を次への礎として、浦安をより良く、より豊かな街にしていくこと。それが首長のつとめであると思います。
私は、浦安が大好きです。大好きだからこそ、この街をより暮らしやすく、そしてより豊かにするために活動してきました。この街に「住む人」、この街で「働く人」、また、この街を「訪れる人」、すべての人に「浦安大好き!」と言っていただける街をつくっていきたい、それが私の根底に強くある想いです。
しかし「浦安大好き」は安心・安全の礎なくしては成立しうるものではありません。まずは新型コロナウイルスという新たな脅威を、乗り越えることに、全力を注いでまいります。
そしてその経験を、より安全で強い、新しい浦安への再編に活かしてまいります。