Steps
内田市政の歩み
この街のために、
してきたことが
あります。
皆さまから市政運営の負託を受けて2期8年が経過しようとしています。
コロナ禍でスタートした2期目、「市民の命を守り抜く」との想いで、職員と力を合わせ、迅速なワクチン接種、医療体制の確保を最優先に市政運営を行いました。
財政的にも厳しい状況におかれたなかでも、事業に優先順位をつけつつ、市民の安全と暮らしに直結する施策をひとつずつ、実現させてまいりました。
2期目の公約の進捗状況、実施した主要な事業をご覧ください。

内田市政第2期の歩み
コロナ禍の
その先にある
将来のために
政策公約としてお約束した施策、事業のうち、コロナ対策については日の出ワクチン接種センターの設置、市内医療機関への支援など、時機を逃すことなく実施しました。
山積する課題に対しては、公約として掲げた90項目のうち66項目73%について事業が完了し設定した目標を達成しています。
残り24項目27%についても、引き続き検討を行うとともに、国、県などと必要な調整を進めており、政策公約の着手率は100%となっています。
目前にある課題と将来を見据えた課題に対し、限られた財源を的確に配分し、引き続き取り組んでまいります。
2期目の公約
達成状況

2期目の4年間で実施した主な施策、事業
子育て・教育
- 子ども医療費の完全無償化
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子育て世帯の経済的支援を行うため、高校生相当までの子どもの医療費について、一部負担も撤廃した完全無償化を実施しました。
- 訪問型病児・病後児保育サービスの実施
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ベビーシッターの派遣による病児・病後児保育サービスの保育利用料の助成制度を創設しました。
- 学校給食費の無償化
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保護者の負担軽減を図るため、市立小中学校の給食費無償化を実施しました。併せて、県立特別支援学校小中学部通学者への給食費助成も実施しました。
- 医療的ケア児の保育環境整備
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たんの吸引など日常的に医療的ケアが必要な児童が安心して通園できるよう、民間保育園と連携し受け入れ体制を整備しました。
- こどもの相談体制構築事業
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身近な場所で子ともに関する相談ができる場として、地域包括支援センターにカウンセラーを配置しました。子育てと介護のダブルケアにも対応しています。
- 学校図書館メディアセンター
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児童生徒が自ら情報を活用し主体的な学習や読書に親しめる場とするため、学校図書館に情報機器を配置したメディアセンター設置を進めています。
- 学びの多様化学校(不登校特例校)の設置
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学習への意欲はあるものの、学校に行くことができない生徒に学びの場を提供するため、県内初となる学びの多様化学校を令和7年4月開校します。
医療・福祉・介護
- 障がい者歯科診療「ひだまり歯科室」開設
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歯科診療に特別な配慮を必要とする障がい者のための歯科診療室「ひだまり歯科室」を健康センター内に開設しました。
- 地域包括支援センターのサテライト設置
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公民館、自治会集会所、老人クラブ会館を活用し、高齢者の総合相談窓口である「ともづな」のサテライトを市内12か所に開設しました。
- 災害弱者支援体制の充実(蓄電器補助等)
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在宅で、人工呼吸器や電気式たん吸引器、在宅酸素療法などを行う障がい者など(難病患者を含む)に対して、災害時の長期停電などに備えるため、発電機や蓄電池への補助制度を創設しました。
- 地域医療連絡調整会議の設置
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コロナ禍を教訓とし、感染症のみならず地域医療体制への不測の事態を想定し、迅速かつ適切な対策を推進するため、医療機関、介護事業者、関係機関で構成される「浦安市地域医療体制連絡調整会議」を設置しました。
- 認知症とともに生きる基本条例の制定
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急速な高齢化が想定されており、合わせて認知症、認知症傾向の方が増加していくことから、認知症の方やその家族が安心して自分らしく暮らせるまちを目指し条例を制定しました。この条例に基づき、様々な支援策を実施しています。
- 障がい者・障がい児支援体制の強化
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重度障がい者等の就労支援や障がい児通所支援サービスの無償化、視覚障がい者のための音声パソコン講習会の開催など、暮らしやすい地域を目指し、様々な事業に取り組みました。
安全・環境・都市基盤
- 地籍調査事業の推進
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東日本大震災で移動した土地の境界を決定する地籍調査事業を進めました。多くの地区で境界が確定され、遅れていた地区でも事業を開始しました。
- 災害時の緊急船着場の設置
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港地区県有地(岸壁・陸域)の使用協定を締結し、災害時の海上物資輸送の拠点となる船着場を設置しました。あわせて、その際に使用する備品を備蓄する倉庫を設置しました。
- 防犯カメラの設置推進
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犯罪等を抑止するため、自治会に対する防犯カメラ設置助成制度を実施するとともに、市民の目の届きにくい公園や道路に防犯カメラを設置しました。
- 水辺空間の整備・開放
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市民の憩いの場となる日の出、明海、千鳥地区の護岸エプロン部の整備を進め開放するとともに、舞浜地区のホテル裏護岸や旧江戸川護岸の整備を促進しました。
境川の東野地区での遊歩道整備など、かわまちづくり計画を推進しました。 - 第2湾岸道路候補予定地などの緑道整備
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緑のネットワークを形成に向け、第2湾岸道路予定地の未利用地を緑道として整備を進めました。
- 過密市街地の解消に向けた取り組みの推進
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猫実中央地区の区画整理を進め、新中通りのやなぎ通り交差点までの拡張整備を実施しました。当代島地区防災まちづくりの計画を策定し、先行取得地の暫定整備を行いました。
- 老朽化した海岸護岸の補修整備の推進
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日の出地区の三番瀬護岸での陥没発生を受け、緊急での点検作業を行うとともに、県と連携して護岸補修工事を進めています。
- 斎場の拡張整備
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家族葬など葬儀に対するニーズの多様化に対応するため、安置施設を備えた式場の増築を行いました。
活動ギャラリー
第2期

新型コロナワクチン接種

交通安全週間

社会を明るくする運動

ゲートボール大会

ぼっちゃ大会

楽天トラベル地域創生賞受賞

自治会祭り

市民テニス大会

ランとも浦安

ピュアホワイトクリスマスコンサート

浦安市民マラソン

ボランティアフェスタ

特別支援学級「はっぴい発表会」

浦安三社例大祭

凧揚げ大会

まちづくりフェスタ

防犯啓発のセーフティコンサート

敬老の日、長寿のお祝い

台風対応

市民祭り

三番瀬クリーンアップ

防災訓練

境川サップ体験

護岸視察

内田市政第1期の歩み
例外なき全事業点検
公正な事業か。規模や予算は適正か。市民の安心安全な暮らしや幸せにつながる事業であるか。
「継続と刷新」のスローガンのもと、真っ先に着手したのは、市が行っているすべての事業の点検と仕分けでした。
これまでの市政発展の流れを止めることなく必要な施策を推進するとともに、有効性や効率性、公正性などの観点から、見直しや統合、廃止に踏み切ることで費用を削減し、市民にとって本当に必要な施策へ予算を振り分けることができました。

公約の事業化と実行
さらに、便利で豊かなまち、
幸せを育めるまちを目指して。
福祉、医療、介護、子育てなど、市民一人ひとりの生活に直結する施策を改善・拡充しながら、これまで置き去りにされてきた、老朽化する公共施設の維持管理や設備の更新、激甚化する災害への備えの強化などにも早急に取り組んでいく必要があります。更にはより利便で暮らしやすいまちへと進化していくことにも、果敢に挑戦していかなければなりません。
そのために、皆さまに公約としてお約束した施策・事業57項目のうち、67%にあたる38項目はその目標を達成、残り19項目についても、庁内・県との調整を進めており、100%着手することができました。

1期目の4年間で実施した主な施策、事業
- 消火器無償貸与事業を再開
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稠密な市街地や高層ビルの火災に対応していくためにも、初期消火活動は必要不可欠あり、中止されていた消火器無償貸与事業を再開しました。
- 病児保育の新規実施
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医療施設との連携のもと病児保育・病後児保育を行う、順天堂大学浦安病院「みつばち・うらやす」、浦安中央病院内「ぱんだルーム」を開所しました。
- 口腔がん検診、がん患者支援の実施
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「がん対策推進条例」制定し、県内初となる「がん患者就業支援奨励金制度」を開始するとともに、歯科医師会の協力のもと希少がんである口腔がんの検診事業を開始しました。
- 手話言語等の普及促進
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手話言語条例を制定し、手話通訳者養成に努めるとともに、聞こえを良くするため機器「ヒアリング(磁気)ループ」を市役所窓口等に配備しています。
- 水辺環境を市民の憩いの場に
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日の出・明海護岸エプロン部について、境川河口部から順次開放を進めていくとともに、三番瀬環境観察館を整備しました。
安全と親水性を持つ旧江戸川緩傾斜護岸の整備を促進するとともに、堀江ドックの整備に向けた県との協議が整い、早期に工事が着手されます。 - うらやす健康・元気コンソーシアム設立へ
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高洲地区の「タムス浦安病院」の開院にあわせ高次脳機能障害相談を開始しました。また、NTTのラグビー練習場、リハビリテーション病院、特別養護老人ホーム、浦安南高校などを有機的に連携させるコンソーシアム(協議体)を設立の協議を進めています。
- 防災対応力の強化
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未締結であった江戸川区と防災協定を締結し、都県を超えた防災対応力の強化を図るとともに、緊急輸送路の無電柱化を推進しました。
舞浜交差点の冠水対策について国直轄事業による雨水貯留管の整備についての協議が整いました。
- 京葉線・りんかい線相互乗り入れ
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京葉線のりんかい線との相互乗り入れや羽田空港への直接乗り入れなどを国やJRに要望し、その結果、京葉線の複々線化に向け、県が用地確保を進めていくこととなりました。
また、羽田空港への鉄道乗り入れ事業が許可されました。 - 東日本大震災からの復興
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道路などの復旧工事を進めていくとともに、不明確になっている地区の境界を確定する地籍調査事業を進めてきました。
また、液状化被害に強い工法の研究・検討について復興大臣や国土交通副大臣に対して直接要望しました。 - 老朽化した公共施設の補修
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公共施設の老朽化に対応していくため、改修計画の仕様見直し、ランニングコストの圧縮を図りながら大規模改修や更新整備を推進しました。
文化会館、中央図書館、中央公民館、美浜公民館、市民プラザ、浦安中学校、南小学校体育館など、利便性を向上させた改修、更新整備を進めました。 - 東野地区複合福祉施設整備
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東野地区福祉ゾーンに、福祉の中核を担う施設として、身体障がい者福祉センター、多機能型事業所、ソーシャルサポートセンター、障がい者グループホーム、子育て短期支援事業所などの機能を持った複合施設の整備を進めました。
- 奨学支援金の拡充
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明日を担う人材育成のため、成績優秀者への増額など給付型の奨学支援金制度の拡充を行いました。
- 脳ドックへの補助の創設
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市民の健康な生活を確保し、脳血管疾患の早期発見などを目的に、40歳以上の脳ドック費用の一部助成制度を創設しました。
総合計画の策定
20年後を見すえたビジョン・10年後をゴールとしたまちづくり

社会環境や人口構造が変化していく中で、浦安市が目指すべき将来都市像やまちづくりの基本的な方針を掲げた総合計画を策定し、計画的な行財政運営に取り組みました。
策定にあたっては、団体・事業者との意見交換、アンケート、ワークショップ、ポスターセッション、中学生とのランチミーティング、意見募集など、できるかぎり市民の声をきき、取り入れました。
市民と共に作った新しい総合計画は、令和2年から令和21年度までを計画期間とし、令和11年度までを基本計画期間としています。

ランチミーティング

ワークショップ

ポスターセッション
緊急事態による市民生活への影響を最小限に。
想定外の緊急事態に柔軟に機動的に対応
新町地域の新たな商業施設誘致
新町地域は計画的なまちづくりを進めてきた地域であり、平成29年4月のイトーヨーカドーの突然の撤退は、地域の買い物環境を一変させるものでした。
自動車での移動手段を持たない高齢者などが買い物に困ることのないよう、近隣の商業施設までのシャトルバスの運行を行うとともに、商業施設の継続を強く働きかけ、暫定的にイトーヨーカドー食品館の営業が行われ、その後平成30年9月「ニューコースト新浦安」がオープンしました。
令和元年台風15号、19号での対応
令和元年には大きな台風が関東地方に上陸し、千葉県でも大きな被害が発生しました。
台風15号では、市内に1時間77mmという非常に強い雨が降り、強風により工場、公共施設などにも被害が発生しました。市民の安全確保のため、公民館などに一時避難所を開設し、平成17年に避難に関する基準が創設されて以来、初めて「避難準備・高齢者避難開始」を発令しました。
新型コロナウイルス感染症への取り組み
感染症対策は千葉県の事務であることから、対策の要となる保健所と連携を図りながら、市民の安全を守るとともに、経済への影響を最小限に止めるために、45事業、市独自で22億円を投じ、経営安定化資金の拡充、地域応援チケットの配布、救急医療体制維持確保基金の設置、PCR検査センターの設置減免など、時宜を逃さず施策、事業を実施しました。
また新型コロナウイルスによって、本市の基幹産業でもある観光産業は大きな影響を受け、市税収入も大きく減収しましたが、事業の一時停止を行うとともに、国・県に協議、要望するなど財源対策に取り組みました。
実施中・実施済の
コロナ対策
医療機関・感染者支援
- 保健所によるPCR 検査対象外の方に市独自で検査を実施
- 療養宿泊施設への移動手段がない感染者を市が借りた車で搬送
- 自宅療養者の健康観察のためパルスオキシメータを貸し出し
- PCR 検査装置を設置した市内医療機関に補助金を交付
- 発熱患者の診療を行い、公表を承諾した医療機関への補助金交付
- 感染症患者に対応する医療従事者の宿泊費用を補助
- 救急病院や医療機関の医療体制を支援する補助金の交付
- 感染拡大の年末年始に医療を提供する医療機関に臨時補助金を交付
子育て支援・教育支援
- 入院や宿泊施設で療養する方の子どもを一時預かり
- 学習支援のため、Wi-Fiルーター・タブレットを児童・生徒に貸し出し
- 妊産婦の同居家族・里帰り先の家族のPCR検査を補助
高齢者・障がい者支援
- 自宅待機又は療養する障がい者に食料など必要な物資を支援
- 就労継続支援B 型・生活介護事業所の利用者に工賃の一部を補助
- 感染予防に取り組む福祉・介護事業者に必要な物資購入を補助
- タブレット端末による遠隔動画手話通訳サービスを実施
- 介護施設への入所の際に行うPCR検査費用を一部負担
中小企業・事業者支援
- 経営安定化資金の借り入れの据置期間と借入期間を延長
- 緊急事態宣言で影響を受ける飲食店に10 万円を支給
- コロナ禍で大きな影響を受けた中小企業に独自補助金を支給
生活支援・その他
- 地域応援チケットを市民全員に配布
- 市民大学をテレワークスペースとして市民に開放
- 収入減少者の市税徴収猶予、国民健康保険税・介護保険料の減免
- 生活困窮者への貸付金や住居確保給付金の受付期間延長
- 避難所への感染症対策備品整備
- 家計が急変したひとり親世帯に給付金を支給
活動ギャラリー
第1期

おさんぽバス路線拡充

中央図書館リニューアル

マリンスタジアム始球式

道路清掃に参加

市民交流

防災まちづくり説明会

ゲートボールのデモ

eスポーツ大会開催

新町のお祭りにて

浦安シティマラソン

ボランティアのみなさんと

ラントモのゴールにて

スポーツイベント

納涼盆踊り大会練習にて

阿部選手に市民栄誉賞

公民館文化祭で市民交流

啓発活動に参加

イベントにて

県外視察

江戸川護岸視察

湾岸道路浦安入口改良工事

新職員の市長研修

国などとの協議・交流

廃棄物と環境を考える協議会

ノーカーボンシティ宣言

台風視察

近隣首長とリモート会議

コロナ警報を呼びかけ